大切に保管していたトレカがいつの間にか曲がってしまっていた。
なんて経験はありませんか?コレクション目的にしても見栄えが悪いし、売却しようとしても大幅に価値が下がってしまいます。
本記事では曲がってしまったトレカの修復方法をお伝えできればと思います。
カードの曲がりには2種類ある?
カードの曲がりには2種類存在します。
谷反りと山反りとがあります、それぞれ曲がっている原因が異なり、対処方法が違いますので、適切な方法で大切なカードを修復しましょう。
間違った方法でカードの反りを修復しようとするとカードを痛める原因にもなりますので注意が必要です。
谷反り
大半がこちらの【谷反り】と呼ばれる主に湿気が原因のものになるかと思います。
いかに大切に保管していても、結構な頻度で遭遇してしまいます。カードは紙でできている為、外の湿気を吸収してしまい自然と曲がってしまいます。
そこで解決策としてはカードが吸ってしまった湿気を取り除いてしまえばいいのですが、このような除湿剤を使います。
カードと一緒に保管する必要があるので、かさばらないシートタイプがおすすめです。
以前紹介していた除湿剤もおすすめだったのですが、品切れになってしまい、フック付きの吊るすタイプに変更されたようです。こちらも非常に除湿効果が高く、吊るすタイプでも良い方はおすすめです。カードの保管場所などに吊るしておくとカード曲がりの予防になりますよ。
こちら子供の頃に集めていた【デジモンカード】クローゼットの中にカードボックスに入れ、保管していたのですがご覧のありさまです。湿気を吸い曲がってしまっています。
カードが吸収した湿気を取り除くために、密封し除湿剤と一緒に暫くおいておきます。密封されているケースでも良いですが、お手軽なジップロックがおすすめ!
こんな感じ。大体一週間もすればこの通り。
どうですか?
これで反りが殆どなくなり、見栄えが相当によくなりました。
こちらの記事で紹介しているフリマサイトなどでトレカを売却する際は、ひと手間かけて、しっかりとカードをキレイな状態にしておくと、売れ行きも価格も上がるはずですよ!
ただ、修復後は除湿剤を取り除いておかないと、逆に水分が足りなくなってしまい、↓で紹介している、【山反り】という状態になってしまいますので注意が必要です。
山反り
手元になかったのでこちら画像はありませんが、先ほどの【谷反り】とは逆で水分が足りなくなっている状態です。
湿らせてスポンジと一緒にカードを保管しておくと元の状態に戻ります。先ほどとは逆にカードに湿気を吸わすとOKです。
ただし、注意点としまして期間を置きすぎると湿気を吸い過ぎて【谷反り】の状態になってしまいますので、カードの状態を見ながら、慎重に行う必要があります。
注意点
無理やり矯正するのはNGです。私も昔はよく重たい物を上に乗せたり、反対側に軽く曲げたりしていましたが、効果が殆どない上に、カード痛める原因になります。
必ず適切な方法でカードを修復しましょう!
まとめ
カードはホイル加工などもされていることもあり、中々取り扱いはシビアです。
上記で解説した通り、水分が多すぎると(湿気が多いと)谷反りに。逆に湿気を過剰に取り除き、乾燥していると山反りに。適切な湿度管理が必要になります。
傷などがなくキレイな状態のカードでも曲がってしまっているだけで見栄えが悪くなってしまいます。せっかく入手した大切なカードですので、もしカードが曲がってしまっていたら適切に修復しましょう。
以上、曲がってしまったカードの修復方法でした。
もし、10万円を超えるような超高額カードをコレクションしている方は、このような物【防湿庫】もおすすめです。生粋のカードコレクターの方なんかは使っていますね。
防湿庫自体は、もともとカメラなどの精密機器を保管するものですが、室温を管理してくれるということもあり、カードの保管にも活用している方が多くいます。
ただし、中々高額ですので、貴重なカードを所持しているかたに特におすすめです。
修復した大切なカードを収納するのにおすすめのアイテムはこちらをご覧ください!
コメント